スタートアップ企業にmultibook
海外拠点管理
記事更新日:2024/06/17
おかげさまで、multibookは世界30カ国以上、500社以上の拠点でご利用頂き、アーリーステージからシリーズ調達をされているようなスタートアップ企業でのご利用やお問い合わせも増加傾向にございます。
このような状況をふまえ、スタートアップ企業で有用な指標:ランウェイ(以下、Runway)「企業がキャッシュ不足に陥るまでの期間(月数)」の表示をリリースするなど、スタートアップに最適な会計ソフトとしても進化しています。この記事では、スタートアップ企業に有用なmultibook機能をご紹介させて頂きます
スタートアップに有用なmultibook機能
Runway「企業がキャッシュ不足に陥るまでの期間(月数)」
Runwayは、企業がキャッシュ不足に陥るまでの残存期間(月数)のことで、スタートアップ企業にとっては、生命線となる非常に重要な経営指標です。例えば、毎月のキャッシュフロー(ネットバーンレート)がマイナス1,000万円、現状の資金残高が1億円という場合、1億円÷1,000万円=10で、ランウェイは10カ月になります。つまり、このスタートアップ企業は、今後10カ月以内に、キャッシュフローをプラスにする、あるいは、資金調達を行う必要があるということを示しています。資金の不足は最悪倒産となりますので、スタートアップにとっては、最も重要な指標といえます。
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Management Cockpit
グローバル多拠点の業績管理強化、内部統制強化、経営意思決定に有用な情報をリアルタイムに提供するため、マネジメントコックピットをリリースしています。Runwayもマネジメントコックピットの1機能です。マネジメントコックピットでは、業績、業績(比較)、経営指標、資金、関係会社取引残高、不正取引検知、オペレーション状況、為替リスクエクスポージャー等の情報をリアルタイムに提供します。スタートアップ企業にとって、スピードはとても重要です。日々刻々と変化する経営情報をリアルタイムに検知し、遅滞なく対処する必要があります。また最近のスタートアップ企業は、最初から海外複数拠点でオペレーションするケースも増えています。マネジメントコックピットは、グローバル多拠点の経営情報をリアルタイムにお届けします。
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BPO事業の開始
multibookをご紹介する際、お客様からお伺いすることが増えてきたのは、海外拠点に、multibookを導入するのは良いけれど、そもそも運用する人材についても、課題があるということでした。スタートアップ企業では、特にこの課題に直面することが多いのではないでしょうか。海外拠点ではなかなか求める人材が採用できない、採用できてもすぐに辞めてしまう、とはいえ日本人の出向も難しいというのが、多くの海外進出企業に共通する課題のようです。特に海外においては、求める人材の採用が難しく、採用できてもすぐに辞めてしまうため、日本からの出向も検討されるが、それも容易ではないとの声を多く聞かせていただきました。
また、海外拠点だけでなく、日本本社の経理・経営管理の人材も不足している状況の声もいただいていましたので、2023年度よりmultibookサービスだけでなく、それを操作して経理代行を行うBPOサービス「海外クラウド経理部」の提供を開始させて頂きました。海外経理アウトソーシングサービスの『海外クラウド経理部』では、グローバル複数拠点でのシェアードサービスの実現、海外単拠点の経理まるごと代行はもちろんのこと、日本本社の海外に関する連結作業の一部といった、ちょっとした業務の代行も対応させていただきます。ぜひ一度お問い合わせ下さい。
まとめ
multibookはスタートアップ企業にとって重要なスピードをとても大切に考えている企業です(最速のERPをコンセプトに掲げています)。multibookを導入することで、海外拠点の経理業務を効率化し、スピーディな意思決定と業務遂行が可能になります。また、『海外クラウド経理部』を活用することで、人材不足の課題を解決し、グローバルでのビジネス展開をより円滑に進めることができるでしょう。
私たちは、お客様のビジネス発展とグローバルビジネスの成功に貢献できることを楽しみにしております。ぜひmultibookと『海外クラウド経理部』をご活用いただき、貴社のさらなる成長と発展につなげていただければ幸いです。お問い合わせを心よりお待ちしております。